自律神経失調症 更年期障害 むちうち アンチエイジング 腰痛など対応

自律神経失調症 更年期障害 むちうち アンチエイジング 腰痛など対応しています。

お問い合わせ トップページ
いやしの郷トップページ
いやしのご案内
症状・疾患について
いやしの商品紹介
いやしの郷について
いやしの郷コラム
お知らせ
筆跡診断(筆跡心理学)について


QRコードを携帯に読み取ると、
携帯用サイトへリンクできます。
パソコンでの観覧はできませんので
ご了承ください。
免疫革命

■第1号 『免疫革命』の概要です (2005年03月07日)
第1回のシリーズは、『免疫革命』(安保徹著)[講談社インターナショナル]という書籍の内容について、逐次お伝えしていきたいと思います。

 

病を克服したり健康を維持するのは、医師や治療家によってではなく、自分自身であることをご理解していただき、ご自身の生き方を考えるきっかけにしていただければという思いで、お伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。また、ご紹介する内容は、序章と第6章に絞ります。それでは、まず序章から始めましょう。

 

現代の医学は、遺伝子、ゲノム、タンパク分子解析などといった、人間の身体の非常に細かいしくみの解明に、めざましい成果をあげてきていますが、それらが、病気を治すということには、なかなか結びついてはいません。


免疫学についても、例外ではなく、分析的な研究が多い中、安保教授は、統合的な視点から免疫について研究され、病気の根本を解明し、真の治癒に役立たせようとしてこられました。

 

そして、白血球の自律神経支配の法則を発見され、病の起こる全体的なしくみや、現代医学が病を治せない問題点が、明らかになりました。特に、患者数が増加してきているガン、アレルギー疾患、膠原病などは、現代医学、現代医療が、病を重くする悪循環をもたらしていると指摘されています。

 

病気の原因は、昔から言われている、《病は気から》ということも、その一つです。安保先生流に正確に言えば、《病はストレスから》ということになります。

 

ストレスと言っても、たくさんのストレスがあります。一つは、気から、つまり、不安、不満、悲しみなどといった精神的なストレスです。二つ目は、痛み、かゆみなどといった、身体的なストレスです。それから、三つ目に、転勤だとか、定年だとか、家族のトラブルとかといった社会的なストレスがあります。四つ目は、カビやウイルスや花粉などの生物学的なストレスです。五つ目は、タバコ、酒、排気ガスなどの化学的なストレスで、六つ目は、温度や湿度、光、音といった物理的なストレスです。


このようにみてくると、私たちは、まさに、ストレスの洪水の中で生きていますね。

ところで、自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。自律神経は、身体のあらゆる臓器や器官の働きを自動的に調整している神経です。そして、交感神経は、身体活動を高ぶらせるように作用し、副交感神経は、身体活動を抑えるように作用するという、相反する働きをします。私たちの身体は、元々持っている性質や機能が容易には変動しないように働き、変動すればまた元に戻るようにするしくみを持っています。つまり、常にバランスを取ろうと働いています。このしくみを、自己治癒力と言ってもいいと思います。

 

さて、精神的あるいは身体的等のストレスがかかりますと、このストレスに対抗しようとして、自律神経のバランスが交感神経の優位となって、これが白血球のバランスを崩し、体内の免疫力を低下させるのです。つまり、病気のほとんどの発症は、ストレスがつくっているのです。ですから、ストレスを取り除かない限り、病気が根本的に治ることはありません。仮に、薬を使って一時的に症状を抑えることができたとしても、ストレスが取り除かれない限り病気が根本的に治ることはなく、使用している薬が強ければ、その薬そのものが化学的なストレスになってしまうのです。

 

民間療法的な免疫療法や代替医療は、このようなメカニズムが分からないままに、経験的に理解され、効果を上げているのです。ですから、このメカニズムを理解すれば、確信を持って治療に取り組み、病を治すことができ、更には、病にかからない身体を作る生き方を提案していける、と述べておられます。

【自律神経を整える】ことが、健康を維持するポイントである、と言えそうです。


次号は、免疫について、まとめていきますので、ご期待ください。それでは、次号まで、楽しくお過ごしください。 (^‐^) 

▲ページトップへ