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免疫革命

■第12号 食事 (2005年05月23日)
私たちが、食べ物を食べますと、必ず消化管が働きます。そして、このことによって、副交感神経が活性化されるのです。ということは、食事がいかに大事であるかということになります。

第3号でも述べていますが、ガン患者の免疫力を向上させるためには、副交感神経を活性化させる必要があります。そこで、重要なことは、食事がとれるかどうか、つまり、ある程度、自分で食事がとれるかどうかで、回復の可能性を判断することもできるのです。

とは言っても、どんな食事でも良い、ということではありません。日本人の場合で言えば、ここ数千年の間、米や魚を主体とした食事をしてきていますから、急に、肉や牛乳や卵などの多い食事に変えると、身体に負担をかけ、破綻を起こしてしまうことになりかねません。実際に、ガンの回復を遂げた多くの人、そして、ガンの回復をめざす多くの人が、玄米食や伝統食を選択しているのです。

さて、臓器の中で最も大きいものは消化管ですが、このほかに大きな器官としては、呼吸器があげられます。そして、この呼吸だけが、意識的に、また無意識的にすることが出来ます。つまり、意識的に深く呼吸をすることも出来ますし、意識しなくても、呼吸はしています。

交感神経が緊張する状態では、呼吸が速くなりますし、副交感神経が優位な状態では、呼吸がゆっくりしたリズムになります。深呼吸を数回続けますと、身体の中では、酸素がたくさん入った、という情報が自律神経に達します。すると、副交感神経が活性化して、ゆっくりした呼吸にするようにスイッチが入ります。これは、酸素をこれ以上取り込めない、取り込みたくない、という身体の反応です。ですから、深呼吸をすると、酸素をたくさんとりながら、その後にリラックスが訪れる、ということなのです。

このように、呼吸と自律神経の関係が分かると、深呼吸のもたらす健康効果が分かってきます。交感神経が緊張しているときほど、意識して深呼吸するようにしましょう。そうすれば、リラックスの呼吸が始まり、緊張が和らいでくるのです。

今回のまとめは、【副交感神経の活性化には、伝統食をとることや深呼吸が有効である】ということになるでしょうか。次回は、筋肉は、使わなければ意味がないなどについてです。では次号まで、楽しくお過ごしください。(^‐^)

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