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免疫革命

■第5号 『免疫革命』の概要です (2005年04月04日)
それでは、今回は、ガンの痛みに関するお話しから、始めます。
なぜ私たちは、ガンが怖い病気だと思うのでしょうか。まず、ガン患者の壮絶な苦しみ、痛みのイメージがあります。次には、長時間にわたる大手術と、疲弊し体力を落としてしまった姿、抗ガン剤治療、放射線治療の副作用によるやつれや脱毛、食べ物も食べられず、点滴で生きながらえる姿、痛みを抑えるためのモルヒネ投与でベッドや車椅子での朦朧とした日々を過ごす姿などを見ることによって、恐怖感を抱きます。
しかし、これらは全て、ガンそのものがもたらしているものではなく、身体の治癒力の働きを抑えつけるような薬物の投与や処置のせいなのです。つまり、薬の抑え込みに反発する治癒力とのせめぎ合いの結果なのです。
ガンの痛みや発熱は、身体が、失われた血流を取り戻そうとする治癒反応なのです。ですから、強い薬を使って、免疫を抑えれば抑えるほど、薬の効き目が切れたときに出る反応(リバウンド)は、激しくつらいものになります。そして、痛みがどうしても抑えられなくなると、次にはモルヒネなどで、痛みを和らげようとします。しかし、モルヒネなどの麻薬は、非常に強い免疫の抑制をし、交感神経を緊張させます。ですから、麻薬の効果が切れたときは、抑え込まれていた痛みが凄まじい勢いで起こり、益々免疫力が低下していくことになるのです。さらに、交感神経を徹底的に緊張させているため、体力の消耗も激しくなるのです。
ですから、免疫システムを抑えつけるような治療をしなければ、悲惨な痛みや苦しみは、そうそう起こらないのです。安保教授らの免疫療法で治療する患者さんたちは、治癒の過程で、発熱や痛みが短期間出ることはありますが、いつまでもズルズルと治療による痛みや消耗に苦しむことはないと言います。
私たちが病気になり、痛みが出たり、熱をもったり、赤く腫れあがったり、発疹が出たりということが起こりますが、これは血流が増え、身体が燃え上がっているということなのです。実に不快な症状ですが、これこそが、患部に血流を送って治癒させようとする、身体の自然な反応なのです。熱が出たり、痛みがあるからこそ治癒に向かっているのです。熱などを薬で抑えたりするということは、代謝を抑え身体を冷たくしていくことになり、身体を治すのと、まったく逆の働きをすることになります。これが、対処療法では本当の治癒をもたらさないしくみになっているのです。
薬の効き目がそれほどではなかった時代の対処療法は、それなりに自己治癒力の働く余地がありました。しかし、薬学の進歩によって、症状が徹底的に抑え込まれるようになった今、確かに不快な症状は、たちどころにとれますので、治ったように錯覚してしまいます。しかし、自己治癒の反応は、止まってしまっていますので、このような対処療法を続けることで、身体の修復反応が止まってしまう危険性が大きいのです。病気が治りにくくなっているという状況は、こうした対処療法が、真の治癒をもたらしていないことの紛れもない証拠なのです。
今回のまとめは、【強力な薬に頼る現代医療では、真の治癒は起こらない】ということです。次号は全人的医療についてお伝えします。次号まで、楽しくお過ごしください。(^‐^)

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