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電磁波シンドローム

■第5号 電磁波対策-寝室 (2005年07月18日) 
早速、電磁波対策のお話しに入っていきましょう。
完全な対策は、電気を断つことですが、前にもお話ししましたように、この方法では、現代生活ができなくなります。では、方法がないかといえば、完全ではないにしても、電磁波の害を軽減することは可能です。それは、私たちの決断次第です。その具体的な方法について、お話ししていきます。実行可能なことは、試してみられるのも良いでしょう。ただ、電磁波の影響を受けにくい方は、効果のほどを検証することは難しいと思いますが。
まず、ご自身の寝室から見ていきましょう。ベッドを使っていますか。ベッドは、スプリング入りでしょうか。ベッドの頭側に目覚ましラジオ(ステレオ装置を利用)はありませんか。頭側に読書灯がありませんか。『電磁波シンドローム』では、ハロゲン灯を記載していますが、これは、変圧器とペアになっているようです。ベッドは、壁際(あるいは窓際)にありませんか。その壁に電線が配線されていませんか。テレビはありますね。どれくらい離れているでしょうか。冬には、電気毛布、電気敷布を使っていませんか。『電磁波シンドローム』によると、ドイツでは、赤ん坊を別室に寝かせているようですが、ベビーフォンという無線受信機で、赤ん坊の眠りを監視しているようです。調光器(照明の強さを調整できるものです)はありませんか。
これらのすべてが、眠っている間も、ほとんどの家庭では、電気が接続されており、電磁波スモッグが、夜間私たちを覆っているのです。電気毛布を使うような季節になると、朝起きたときに、頭痛がすることはないでしょう。もしあったとすれば、電気毛布による電磁波によるものと考えて良いでしょう。
寝室での電磁波スモッグによるものと考えられる、症候群をあげてみましょう。
● 睡眠障害 ●不眠症 ●性的意欲の喪失 ●朝起き抜けの虚脱感 ●ノイローゼ
● 集中力の欠如 ●頭痛 ●めまい感 ●意欲薄弱 ●免疫不全
 お心当たりの症状はありませんか?
そこで、このような寝室での応急対策について、考えていきましょう。
●スプリング入りベッドへの対処
・フォームラバーのマットレスに替える。
・木製のベッドに換える。
・スプリング入りの場合は、電気機器、電線から2m以上離す。また、水道管、暖房管などの配管類から1m以上離す。
●ベッドの頭側の目覚ましラジオ(ステレオ装置)への対処
・最善策は、目覚ましラジオをやめて、目覚ましを電池式に変えるか、ねじ巻き式目覚ましに替える。
・次善策は、目覚ましラジオ等やスピーカーボックスをベッドから1〜2m離す。そして、コードを張りめぐらすときに、東部から1m以上離す。
●ハロゲン灯及び変圧器への対処
・変圧器を寝る場所から2m以上離す。
・寝る前に、ハロゲン灯の電源プラグを抜くか、押しボタンで電気が切れる複式コンセントを使用して、電気を切る。
・電源コードには、撚り線を使用する。
・白熱灯に置き替える。
●睡眠場所にテレビ(特にブラウン管式)を置く場合の対処
・テレビを観るときは、4m以上離れ、画面の正面から外れた横から観る。
・ブラウン管の高電圧は消してから取り除かれるまで長時間を要すので、寝床に入る3時間前に消す。
・湿った空気中で、大気のイオン構成が迅速に正常化されるので、湿度を保つ。
・長時間テレビを観ないときは、スタンバイでなく、完全に切るため、電源プラグを抜くか、複式コンセントのスイッチを切る。
●電気毛布、電気敷布への対処
・寝る前に、寝床を温めておく。
・寝るときは、電源プラグを抜くか、複式コンセントのスイッチを切る。
●無線ベビーフォンへの対処
・やめる
●調光器への対処
・普通の照明スイッチに替える
以上の対処をすることで、寝室での電磁波スモッグは減少します。
今回は、少し長くなってしまいました。申し訳ありません。次回は、浴室編です。次回まで、健康で、楽しくお過ごしください。(^‐^)

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