■第16号 悪い習慣 (2006年07月17日)
ガンの発生は、食生活が深くかかわっていることは、世界では常識となりつつあります。しかし、食生活が完璧であっても、病気を完全に防ぐことはできません。それは、ミラクル・エンザイムを消耗する要因が、現代生活にはあふれかえっているからです。酒、たばこなどの悪い習慣もその一つです。
お酒もたばこも、結局は、血管を収縮させてしまい、栄養物の吸収や老廃物の排泄ができなくなります。そして、いずれも、体内に大量のフリーラジカルを生み出してしまいます。これを中和するために、大量の抗酸化エンザイムが消費されることになります。エンザイムは消耗品ですから、少なくなります。そして、病気を引き起こすことになります。
(補足)少量のお酒は血管を広げ、血行をよくするとも言われていますが、新谷教授によれば、お酒によって血管が広がるのは2,3時間で、急激に「血管が広がる」ことで、人体の恒常性が働き、逆に血管を収縮させてしまうのです。
次に、習慣を少し改めるだけで、「睡眠時無呼吸症候群」が治せるそうです。そのメカニズムは、本文に任せますが、結論は、睡眠の4〜5時間前から、何も食べたり飲んだりしないこと。つまり、胃を空っぽにしてから寝ることです。寝る前に食べる習慣は、睡眠無呼吸症候群の発病や肥満の原因をつくります。
また、寝酒も良くありません。寝ている間に呼吸が止まりやすくなるために、血液中の酸素濃度が低下しますので、動脈硬化があったり、心冠動脈の細い人は、心筋の酸欠を招き、命取りになることにもなりかねません。
子どもに寝しなのホットミルクを飲ませることもやめましょう。無呼吸の原因にもなり、次に強く息を吸ったときにアレルゲンとなりやすいミルクを吸い込んでしまいますが、これが小児喘息の原因の一つと考えられるのです。
どうしてもお腹がすいて耐えられない人は、新鮮でエンザイムをたくさん含んだ、果物を少し食べるようにするといいでしょう。新鮮な果物は、30〜40分で胃から腸へ移動しますので、無呼吸を引き起こす心配がありません。
しかし、これはどうしてもというときで、日頃から、食べない習慣を身につけることが、大切ではないかと思います。
では、次回まで、楽しくお過ごし下さい。(^-^)