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病気にならない生き方

■第2号 日常生活の重要さ (2006年03月27日)
では、早速始めましょう。
新谷教授は、医師であるということを断言した上で、医師がどれほどがんばっても、治療だけでは、患者を本当の意味での健康にすることはできない、と言われます。そして、手術や投薬よりも、日常生活を改善する方が、根本的により重要だということです。
このように言えるのも、ガン患者さんに食事健康法を指導し、実践によって検証されているからなのです。
ところで、「私は健康です」と言い切れる方はおられるでしょうか。ここでいう健康とは、単に「病気ではない」ということではありません。病気の一歩手前の「未病」の状態は、本当に健康とは言えないのです。では未病とは、どんな状態を言うのでしょうか。
慢性的な便秘、下痢、不眠症、肩こりなどの症状は、未病の体が送っているシグナルです。軽く見過ごすと、大病になる危険性もあるのです。
健康と言えば、平均寿命のことが頭に浮かびますが、日本は、世界一の長寿国になっています。しかし、手放しで喜んで良いのでしょうか。
というのも、平均寿命の数字には、「健康な状態で」という条件が入っていないからです。元気な百歳も、寝たきりの百歳も同じ百歳なのです。どうせ長生きするのであれば、健康で長生きしたいものです。
それでは、元気な百歳と寝たきりの百歳の違いは何でしょうか。それは、その生きてきた百年の食事であり生活習慣であるのです。つまり、どんなものを食べ、どのような水を補給し、どんな嗜好品があり、運動、睡眠、仕事、ストレスがどうであったか、それらの日々の積み重ねが、健康状態を決めているのです。とすれば、どのような生活習慣を身につけることによって、健康で長生きできるのでしょうか。
最近のテレビ番組を見ると、なんと○○健康法というような番組が多いことでしょうか。雑誌もしかりです。そして、それには、必ずといって、サプリメントや健康補助食品がついて回ります。(幣事業所も健康補助食品を扱っていますので、ちょっと耳が痛いですが)ですから、あれがいいこれがいい、とテレビで言おうものなら、次の日には、スーパーの店頭から売り切れで商品がなくなってしまいます。
新谷教授の目から見ると、食に関する健康法で、健康を損なう危険を含むものが少なくないようです。例をあげてみましょう。
毎日ヨーグルトを食べている人で、良い腸相の持ち主に会ったことがないとか、アメリカ人の大半は毎日たくさんの牛乳を飲むのですが、非常に多くの人が骨粗鬆症に悩まされているそうです。(日本の多くの医師は、牛乳をしっかり飲みましょうと言いますが、本当に正しいのでしょうか)
もう一つ、緑茶の例をあげます。緑茶に含まれるカテキンには、殺菌作用や抗酸化作用があります。しかし、「お茶をたくさん飲む習慣がある人の胃相は悪い」という臨床データがあるそうです。それはどうしてでしょうか。お茶に含まれるカテキンがいくつか結合して、渋み成分の「タンニン」になります。このタンニンは、非常に酸化しやすく、熱湯、空気に触れることで、容易に「タンニン酸」に変化し、これがタンパク質を凝固させる働きを持っているのです。ですから、タンニンを多く含むお茶(種類を問わない)を常飲している人の胃は、粘膜が薄くなる萎縮性変化が起きており、胃相が悪いということなのです。
この他にも、お茶の栽培に農薬が使われるという問題もあります。特に新茶は大いに問題ありではないでしょうか。
ですから、お茶が好きな人は、無農薬栽培の茶葉を使い、比較的胃粘膜に負担がかからないよう、空腹時を避けて、食後に、しかも、1日2,3杯程度にとどめるように、と言われています。
前1号でも述べておりますが、人間の体はすべてつながっており、体の1カ所で良い働きをする成分が含まれているからといって、体全体にとって良いとは限らないのです。1つの成分だけで、体によい悪いは決めることができないのです。
では、次回まで、楽しくお過ごし下さい。(^-^)

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