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病気にならない生き方

■第4号 アメリカ人と日本人の腸相の違い (2006年04月10日)
新谷教授は、アメリカ人と日本人の腸相の違いについて述べておられます。
日本では、1960年代の高度成長期に入って、あらゆるものでアメリカに追いつき追い越せと、食生活までならいました。それまでは、野菜、魚が中心の食生活が、ハンバーガー、ステーキ、フライドチキンなどの動物性タンパクを中心とした、高タンパク・高脂肪食になりました。また、学校においても、1961年頃から、牛乳が取り入れられ、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品も日常的に食べられるようになりました。
一方、アメリカでは、1977年前述の「マクガバン・レポート」を機に、国をあげての食生活の改善が見られます。日本食ブームがその証で、健康を考えるアメリカ人は、日本の食をならいました。
この結果、日本人の腸相は悪化し、肉食を常食とするアメリカ人の腸相に似てしまいました。アメリカ人の方はというと、1990年以降、大腸ポリープやガンの発症率が低下しています。
次に、胃相についてはどうでしょうか。
アメリカ人は、ビタミンAを多く含む油や乳製品等、体全体の健康を考えると好ましくないのですが、粘膜を保護する食物をたくさん摂っています。しかも、体質的に消化酵素の量が多いようです。ですから、胃が丈夫です。
ところが、日本人は、アメリカ人に比べビタミンA(油)の摂取量が少なく、また、消化酵素の分泌量が不充分なのです。ですから、胃粘膜の状態がそれほど悪くないにも関わらず、胃痛や胃もたれの症状を感じやすいのです。しかも、胃の調子が悪いとすぐに胃薬を服用しますが、これが、さらに胃の悪化に拍車をかけているのです。ちなみに、アメリカ人は、胃の調子が悪いときには、サプリメントの消化酵素を飲んでいます。
では、胃薬を服用するのは、なぜ悪いのでしょうか。胃薬で人気があるのは、胃酸を抑えるものですが、胃酸を薬で抑えると胃粘膜が萎縮してしまい、これが進むと胃ガンへと発展します。
また、胃は、胃液に含まれる強酸によって、食事とともに胃に入ってくる三千億、四千億のばい菌を殺しているのですが、胃酸を抑えることで、ばい菌が生き残り、下痢や様々な病気を引き起こすことになりかねません。それに加え、胃酸の分泌が不充分であると、消化酵素を活性化させるペプシンや塩素が不足するため、消化不良を起こし、腸内で消化吸収されるべき食べ物が、不消化物として腸内に残存し、その結果、腐敗・異常発酵によって悪玉菌の異常繁殖が起こり、免疫力が低下します。
さらには、充分な胃酸がないために、鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルの吸収が阻害されることになります。
では、どうすれば胸やけや膨満感を起きないようにできるのでしょうか。
それには、簡単なことですが、暴飲暴食をやめ、アルコール、コーヒーなどを控え、夕食は、寝る4〜5
時間前に終えて、寝るときには胃の中を空っぽの状態にしておくことなのです。
では、次回まで、楽しくお過ごし下さい。(^-^)

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