■第1号 映画 『スーパーサイズ・ミー』をご覧になりましたか? アメリカで、肥満症に悩む10代女性の二人が、マクドナルド社を相手に訴訟を起こしたという記事を、ご記憶の方もおられるかもしれません。これがきっかけとなって、アメリカの映画監督モーガン・スパーロック氏が『スーパーサイズ・ミー』を、自作自演で制作されました。
この映画は、スパーロック監督のマクドナルドの食品だけを30日間食べ続けるとどうなるかという人体実験です。健康管理のために3人の医師の協力を得て実験しています。実験前は、健康体であった監督が、3週間後にはドクターストップがかかるという状態に至りました。それにもかかわらず、その後も実験を続け、30日間の実験を終えたときには、体重が<11kg増え>、コレステロール値も<65ポイント上昇>して、要治療の状態になりました。また、体脂肪も<7%増えて>います。 3人の医師全員が、肝臓の状態のあまりの悪さに驚いており、この状態は、アルコール中毒と同じ状態だったそうです。
食事というものは、これほど、健康に重要な働きをしているのですね。今は、カロリー云々ではなく、ミネラルやビタミン等々といった栄養素のバランスの問題の方が大きいのではないかと考えられます。手前味噌ではありませんが、eブック『食べていいもの悪いもの』をご覧いただければ幸いです。
なお、この映画は日本でも上映されているはずですが、7月にDVDが発売されます。私どもも、予約購入いたしました。みなさんもご覧になられてはいかがですか。 |