■第2号 宇宙(そら)通信です (2006年10月16日) 本日は、そら君が室外犬となった顛末をお話ししましょう。と言っても、元々室内犬にするつもりはなかったのですが。
家族の一員となった当初は、勿論、そら君用の犬舎はありませんので、玄関先が寝場所でした。上へあがれないように、ホームセンターでエアコンの室外機用の木枠を簡単なバリケードにして、その後ろに、重い木製の衝立をして、簡単には押して上がれないようにしていました。彼は、少しでも隙を見せると上へ上がろうと、虎視眈々です。
生後3カ月目頃のある雨の朝です。鳴き声で起こされ、おしっこに行かせるために、妻が玄関を開けて、外へ出しました。その時、バリケードが少しあいていたのでしょう。用をたした後、玄関先のすぐ横にある、私の部屋へ、雨に濡れて汚れた体で、上がり込んできたのです。
その時、私は、うつらうつらしていました。もうろうとした意識の中で、何か”ヒタヒタ”とするものを感じていたその矢先に、ドサッと音がしました。驚いて目を覚ますと、横に、なんとそら君が、ドロドロの体を横たえているではありませんか。お陰で、布団はドロドロと相成りました。あわてて、部屋の外へ出し、玄関先へ下ろしました。
この日以来、犬舎はなくとも、そら君は晴れて(曇って?)室外犬となりました。
その後は、ホームセンターで材料を買い集め、にわか大工、左官となって、毎日犬舎づくりにいそしみ
ました。庭の片隅に、隙間だらけで、格好が悪い犬舎ですが、雨
風はしのげます。これまで、天気の良い日には、この犬舎で寝
たことはありませんが、雨がひどい日だけは、犬舎で寝てくれて
います。写真の全面にあるフェンスができたいきさつについては
また次回のお楽しみに。
では、今回は、このへんで。
それでは、次号まで、楽しくお過ごしください。 (^‐^) |