■第5号 宇宙(そら)通信です (2006年11月17日) 今回は、そら君の散歩についてのお話しをしましょう。
我が家の一員となったそら君は、一応、生後3カ月を過ぎた頃から、朝夕2回の散歩をするように決められました。(これは、そら君の意思ではないので)
ところで、最初は小さかったため?、そして7月、8月は暑かったため?でしょうか、散歩に連れて行こうとしても、歩きたがりません。せいぜい家の周辺を、延べ300mぐらいでしょうか、歩いて、散歩は終わります。それで、人から「散歩はどれ位するのですか」と聞かれると、私は、「サンポじゃなくて二歩ですね」と言っていました。
やっと9月に入り、少し涼しくなってきたころから、徐々に、長い
距離を歩くようになってきました。そして、やっと、行き帰りで、ほ
ぼ1kmぐらいの距離が歩けるようになり、一応、人にも散歩と言
えるようになりました。
左の写真をご覧ください。これは、そら君が散歩で朝夕に往復
していた折り返し地点での風景です。向こうに見えるのは、薬師
寺の東塔、西塔(手前の塔)そして金堂(東塔の左、少しわかり
にくいですが)で、更に、その後ろ(金堂の後ろ)に見える山が、
若草山、その右に続くのが、春日の原生林です。
ここは、写真愛好家の間では有名な撮影スポットで、成人式の
日の奈良の行事である、若草山の山焼きの絶好の撮影場所で
す。時々、新聞にその様子が撮影されています。若草山の上
に、花火があがり、若草山一面が真っ赤に焼けて、きれいな写
真です。
しかし、実際にこの池の前で、この山焼きを見るとがっかりしま
すよ。実際は、若草山の点火は、18時。その15分ほど前に花
火は打ち上げられて、それが終わってからの点火です。また、
火は、写真のように一面ではなく、線状に火が移動していきま
す。ですから、写真がきれいのは、実は、多重露光のなせる技なのです。
そうは言っても、ここは写真愛好家の撮影スポット、当日は朝早くから、たくさんの写真家のお出ましで、警察官が出動するのですよ。こんな田舎に。それで、この日ばかりは、場所代を取るのですから(誰が取っているのでしょうね)、驚きです。
そんなところですから、太陽や月と薬師寺の塔が絵になる時期には、数にして、20名くらいの愛好家が朝夕、撮影に来られています。
そんな撮影スポットの池の前で、そら君を撮影したのが、下の写真です。これは、9月23日の写真ですから、そら君が生後6カ月、体重約40kgです。(因みに写真の人物は、靴工房の主です)
では、今回は、このへんで。次回は、そら君の庭での様子についてお話しします。
それでは、次号まで、楽しくお過ごしください。 (^‐^) |