■第4回 高齢者の責任持った生き方を (2007年02月15日) 健康生きがいづくりアドバイザー 松本武彦 定年後「高齢者は、健康寿命を延ばし、自分の持つノウハウを社会に還元しなければならない」との持論から第二の人生のテーマに「健康」を選び、足裏健康法などの資格を次々に取得しました。さらに、二ユースボーツ「ディスコン」を普及しつつ、健康生きがいづくりアドバイザーとして講演を行う日々を送っています。 地方公務員として、充実した勤務生活をしていましたが、一方で定年を間近に控え「フリーになってから何をすればいいのか」と漠然とした不安がありました。 そんな時、新聞で中高年や定年後の人生設計について、助言や指導をする「健康生きがいづくり」アドバイザーの資格を知り、人生の糧にと資格取得を目指す中で足裏健康法のノウハウを持つ仲間と出会ったことがその後の方向性を決定付ることになりました。 足裏健康法を実際に体験することで、身体が軽くなりストレス解消につながりました。 はからずも「健康」にかかわる仕事をしてきたことから「この道で生きて、社会に生かしたい」と決意し、足裏健康法などにつながる民間療法などの5資格を取りました。そして、昨年7月に奈良市菅原町で足裏健康法の店「街角のタムタム菅原店」を開業いたしました。 人生は、多様な価値観や、ライフスタイルを持った生き方が求められるようになった今日、ゆとりと豊かさをより実感したい、長くなった老後生活をいきいき生きていきたい、より価値のある生活や人生を送りたいという欲求が、健康に対する意識や生きがいづくりに関心が高まっています。 「健康のきっかけづくりは足元から」として、足裏健康法を普及させ、いつでも、どこでも、だれとでも、生涯スポーツを通じた健康づくりの取り組みを生きがい活動に連動させることが活動を長く持続させるうえにぜひ必要と、普及啓発にボランティア活動にと取り組んでいます。 また、健康生きがいづくりアドバイザーとしても、講演会などで「高齢者の責任を持った生き方」を訴え、健康維持することは、高齢社会での医療費の圧迫を抑え、次世代の負担を軽減するとともに「自身が培ってきた、ノウハウを社会に生かすことは自分の生きがい」と健康生きがいづくりの仲間とともに、助け合い、支え合い、築きあいながら、活動をエンジョイしています。 さらに、ニュースボーツ「ディスコン」を通じた、定例会の開催、出前講座の開催、高齢者と小学生の世代間ふれあいを行い、安心して生きられる社会の実現を目指して額に汗して奮闘しています。(奈良日日新聞掲載)
それでは、次回まで、楽しくお過ごしください。 (^‐^) |