■第6号 電磁波対策-浴室 (2005年07月25日) 今回は、浴室周りです。『電磁波シンドローム』はドイツ人が書いていますので、勿論、ドイツの家庭での話ですが、日本の家庭でも、該当するようなところがあると思います。各家庭で、思い当たるところをピックアップして、考えてみてください。 ドイツでは、浴室の中に、電気ボイラー、つまり、電気温水器があるようです。日本の場合は、浴室の外側だと思いますが、壁一つ外ぐらいでは、電磁波の影響を避けることはできません。ただ、夜間電力を使用している場合は、問題ないと思います。ただし、構造上、壁一つで、寝室がある場合には、電磁波の影響を受けますので、まずは、電気温水器のある壁からできるだけ離れて寝るようにしましょう。 それでは、個々の対処法は、まとめて後述することにして、問題点を列挙していきます。次には、電気カミソリです。これは、男性用では髭剃り、女性用ではシェイバーです。大抵は、充電式で、使用後は、充電器に入れておられることでしょう。電気カミソリは、無害のように思いますが、実際には使用中にかなりの電磁波を浴びることになります。しかも、特に髭剃りの場合は、頭部に電磁波を浴びるのです。また、蓄電量がないか、ほとんどない場合、充電器に接続すると、かなり強い電磁場が発生します。 充電式の電動歯ブラシを使っていませんか。充電器は、電気カミソリ同様危険です。また、電動歯ブラシは、1日何回も使用する上に、歯肉は電磁波に敏感です。さらに、この電磁波は、合金材の重点剤の電気分解を加速し、その結果、遊離した水銀が生体を汚染しかねないと考えられるのです。 次には、電気ヘアドライヤーです。頭部に強い電磁波スモッグを浴びることになります。また、温風器や電熱ヒーターも暖かさをもたらしてくれますが、電磁波スモッグも浴びることを覚悟しましょう。そして、洗濯機や乾燥機も浴室近くにあると便利ですね。しかし、これらも、強い電磁波スモッグを出しているのです。最近は、全自動の洗濯機があります。浴室の隣に、寝室があって、夜、寝ながら洗濯機を動かしている、ということはないでしょうか。騒音は、ドアで、遮断できますが、電磁波スモッグは遮断できないのです。 こうしてみてくると、電磁波スモッグは、モーター類を使っているものには必ずつきまとってくる問題だ、ということがわかります。 それでは、対処法について考えていきましょう。 ●夜間電気ボイラー(電気温水器) ・ガス湯沸かし器などに替える ・夜間電気ボイラーと寝室のベッドまでの距離を5m以上離す。 ●電気カミソリ ・従来のカミソリを使う。 ●電動歯ブラシ ・使用しない。 ●電気ヘアドライヤー ・原則として使用しない。 ●温風器・電熱ヒーター ・原則として使用しない。 ・使用するときは、2〜3m離して設置し、不要時は、電源コンセントを抜く。 ●洗濯機・乾燥機 ・常時いる場所から、5m以上離す。 ・不要時は、電源コンセントを抜く。 ●各種充電器 ・使用しない。 ・使用するときは、離れ、不要時は、電源コンセントを抜く。 以上の対処をすることで、浴室関係での電磁波スモッグは減少します。 今回もまたまた少し長くなってしまいました。申し訳ありません。次回は、居間編です。次回まで、健康で、楽しくお過ごしください。(^‐^) |