■第6号 (2005年10月10日) 今回は、人生の目的を実現する上で重要と思われる原理から始めましょう。 1.情熱に基づいて行動すること 時間を忘れてすること、ウソみたいにおもしろいこと、お金に関係なく、自分の意思ですすんでしていることの中に情熱の芽が潜んでいると考えられます。 2.識別力をつけること 時間の無駄使いになることを見分け、止めるようにしましょう。そして、情熱を優先させましょう。 3.耳を傾けること 直感から受けるメッセージを追求しましょう。 4.全力を尽くすこと 直感から得られるメッセージはすべて試しましょう。 5.心を常に開いておくこと シンクロニシティが正しい道に導いてくれることを確信しましょう。 6.信頼すること 上記1〜5のプロセスを信じましょう。 ここでは直感という言葉がよく出てきていますが、どういうことなのでしょうか。直感という言葉は、皆さんもよくご存じだと思いますが、意識より深い層から浮かんでくる、生まれながらに人間に備わった能力のことです。いわば、動物的な生きていくために必要であった判断能力と言えばいいでしょうか。 ところが、現代人は、原因があって結果があるというふうに論理的に考える習性が身に付いてしまいました。そして、直感から受け取る情報には、原因らしきものを見いだすことができないために、直感を無視したり、捨ててしまうようになったのです。 直感は、未来予測能力であり、問題の全体を眺め、解答を一挙に引き出してくれる能力でもあります。また、抱いている関心を結果に結びつけてくれる、人間の持つ重要な能力の一つなのです。 そして、直感が鋭くなれば、シンクロニシティが起こった意味も見つけやすくなります。逆に、シンクロニシティの意味を見いだすことに意識を集中していると、直感もそれだけ鋭くなってくるということです。 今回の締めくくりとして、1分間でできる直感点検法についてお話ししましょう。 寝る前に1日を振り返って、印象に残る出来事のすべてを思い出しましょう。「不快を感じたことは何か」、その時どんなことが起こっていたか。やったことで、自分の“性に合わない”と感じたことは何か。これで、直感の点検をしてみてください。 そして、目を覚ましたとき、気分はどうか。寝床を離れる前に、休暇で出かける前のようなつもりで、今日1日どんな気分でいられそうか口に出してみる。そして、できる限り、その時の希望に満ちた、ゆったりとした気分を失わないようにしましょう。 こうした直感を鋭くするために、『直感への道』ペニー・ピアス著プロトギャラクシーでトレーニングするのも一つの方法でしょうか。 いかがでしたか。それでは、次回まで、健康で、楽しくお過ごしください。(^‐^) |