■第8号 (2005年10月24日) 『人生の意味』は、全13章ですが、この解説は、ぼちぼち最終に入ります。詳しくは、当書籍をお読み下さい。 さて、新しい話に入る前に、少し、前回の続きをします。 問題の解決策を導き出すときには、以下のことについて考えてみましょう。 1.障害もないのに、障害が起こると不安に思っていませんか。 2.明日になれば、別の選択もできることを忘れないように。 人生は常に変化しています。くよくよ思い悩まずに、何かを選択して実行してみましょう。 3.自分の予想より、結果はずっとよくなると考えましょう。 4.成果を急ぎすぎないようにしましょう。 では、新しい章へと進みます。 私たちは、人生で与えられた課題を果たすために、いま生きています。ここで与えられた、と書きましたが、実際には、記憶してはいないのですが、自分で、生まれる前にその課題を選択していたのです。そして、人生のキーとなる時期に重要な人物に出会うよう仕組んで来ているのです。その重要人物が、ソウルメイト(飯田史彦著『ソウルメイト』が9月発刊されています)を紹介してくれたり、仕事を新しい方向に導いてくれたり、目を向けるべき社会問題を教えてくれたりするかもしれないのです。 ソウルメイトは、私たちの人生に幾度も現れ、愛、責任、誠実、信頼等々を学ぶ機会を作ってくれるのです。そうだとしても、自分の人生は自分で生き、成長していかなければならないのですから、自らの意思で物事を選択し、実行しなければならないことは、言うまでもありません。 ところで、生まれる前に自分が課題を選択していたことを記憶していないのは何故でしょうか。それは、その方が、新しい人生を生きる上で都合がよいからなのです。記憶していると、それにとらわれ縛られてしまうのです。 と言っても、完全に忘れたわけではなく、危機に陥ったときには、夢という形を取ったり、直感やインスピレーションという形を取って助けてくれるのです。そして、このメッセージを受け取りやすくするためには、 ○いまよりもっと高い目的の達成をめざす ○自分にとって最善の道を進むために変えなくてはならないことは、自ら進んで変える努力をする この二つのことが必要です。 いかがでしたか。本シリーズも次回で終了します。次回まで、健康で、楽しくお過ごしください。(^‐^) |