■第9号 (2005年10月31日) いよいよ最終回です。最終章13章のタイトル「自分の好きなことが実行すべきことである」が、結論なのかもしれません。子どもの頃に夢として描いていたこと、夢として断念していたことはありませんか。夢そのものあるいは夢から発展させたものが、実行すべきことであり、人生の目的に繋がるものかもしれません。 さて、そこで、充実した人生を送っている人を見てみると、“安心感”が感じられます。自分なりのスケジュールに沿って、情熱をもって打ち込める仕事を選んでいます。自分の能力を効果的なこと、新しいことを学ぶためにそそぎ込み、互いにビジョンを理解し、意欲を持つ友人をもっています。自分の長所や情熱を利用し、弱点や欠点とはうまく折り合いをつけ、世の中に参加し、心の調和を保っています。一瞬一瞬に、全身全霊を傾け、プライドや嫉妬、恐怖、自己嫌悪で傷つくことなく、倫理に反しない選択を行っています。毎日をワクワクと生き、有言実行します。 なかなか、こういう生き方はできないですが、しかし、そういう人もいるのですね。 私たちは、この世に生を受けた(獲得したと言ってもよいかもしれませんが)わけですから、必ず居場所をもっているのです。そして、一歩一歩人生の目的を遂げるために進んでいるのです。その時には、私たちの内面の導きに目を向け、直感の導きを大切にしましょう。 私たちが前進していくときに、次のことに留意しましょう。 ○今自分がおかれている環境を受け入れ、今という瞬間に真剣に取り組みましょう。 ○生まれてくる前に、この人生で提供されるチャンスをじっくり考え、この肉体を選んで、様々な経験をすることにしたと考えてみましょう。 ○新しい技術を学び、障害に取り組んでいくことで、新たに、自分の目的に取り組めるのだと考えましょう。 ○疑ったり、恐怖を抱いたりするときは、心の根っこにある意見など、すべての前提を調査してみましょう。 ○自分にエネルギーを与えてくれることに意識を集中し、自信をもってその方向に進みましょう。 ○絶対確実なものを探そうとするのは止めましょう。 ○自分は目的をもって生まれてきたということを確信しましょう。その目的は、自身の意思、直感、人との出会い、霊的な導きなどで、解明されていくでしょう。 最後になりますが、やはり、キーワードは、《シンクロニシティ》です。 では、次回シリーズまで、健康で、楽しくお過ごしください。(^‐^) |